水ぼうそうの息子が医師に勧められた薬で血液中毒を起こした。イブプロフェンに気をつけて!

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水疱瘡は、10歳未満の子どもに流行しやすい感染症の1つです。抗体がなくなることで大人になっても再発することがあります。日本での予防はワクチンが基本で、通常は特別な治療をしなくても自然に治りますが、発熱やかゆみが伴い、小さな子どもにとってはつらい病気です。そのため解熱・鎮痛効果のある薬が処方されることがあります。イギリスのワリントンに暮らす、ヘイリー・ライオンズの息子のルイスが水疱瘡にかかった時も、医師から解熱・鎮痛効果のある小児用の市販薬「Nurofen」を勧められました。Nurofenの主成分はイブプロフェンです。イブプロフェンは、日本では15歳未満だと原則「使えない」痛み止めの成分に指定されていますが、欧米では市販薬にも広く使用されています。

しかしその夜、ルイスの容態が急変します。熱がさらに上がり、体中がヒドい火腫れになってしまったのです。ヘイリーは、すぐさまルイスを病院に連れて行きました。

リバープール市内のアルダーヘイ小児病院で、ルイスは医師に「急性敗血症」と診断されました。敗血症とは、細菌が血液中で増殖し、その毒素によって中毒を起す血液中毒のことで、最悪の場合は多臓器不全や死につながることもあります。ルイスの場合、敗血症の原因はイブプロフェンでした。

敗血症の治療は、早期発見がとても需要です。すぐさま病院へと急いだ母の正しい判断により、ルイスは早い段階で治療を受けることができました。ヘイリーはその後、病院で写したルイスの胸、腕や足などの写真とともに、Facebookに警鐘を鳴らす投稿をあげました。「水疱瘡が流行ってる。私の言うことを聞いて:子どもたちにニューロフェン/イブプロフェンを飲まさないで!」この投稿は昨年、イギリス国内で50万回以上シェアされました。

イギリスの国立医療技術評価機構も、このヘイリーの投稿に反応するように警告を発表しました。イブプロフェンの有効成分が病原体を皮膚、そして血液へ浸透させる恐れがあることを説明した文章にイギリス中の親たちが驚きました。「Nurofen」を勧められていたのは、ルイスだけではなかったからです。

幸いなことに、現在ルイスは回復へ向かっています。ヘイリーはこらからも、水疱瘡のときには使えない解熱成分や鎮痛成分についての情報を発信しつづけていくつもりだといいます。

ヘイリーのメッセージをシェアしてください!医師に勧められた薬で血液中毒を起こしたなんて...。解熱剤は水疱瘡の治療薬として処方されたものだけを用法・用量を守って使い、イブプロフェンが含まれる薬は、水疱瘡の治療中や水疱瘡が疑われる場合には使用を避けるようにしてください。絶対に独断で子どもたちに市販薬を飲ませないでください。

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